高専で大暴れした後、東大。

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編入学を考える高専生必見!!長期休み中勉強すべきこと

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こんにちは 、レンです

 

高専の長期休みって無駄に長いんですよね...

 

編入を考えていないなら、アニメを見るなりゲームするなりアルバイトするなり好きに時間を使うといいと思います!

 

家にこもってばっかりじゃなく、たまには外出してくださいね!

 

今回は 編入を考えている3年生以下は特に見てほしい内容です

 

 

自分の低学年の頃を振り返ってみる

 

僕は高専に入学当初は、高専に入っただけで満足して、勉強は「適当に」頑張ればいいかなとぼんやり考えていました

 

しかし、最初の定期試験でなんと...

 

学科・クラス1位 を取ってしまいました

 

1回目の試験ということで留年しないようにと頑張ったら自分でもびっくりするくらい留年に程遠い結果を出してしまったのです

 

ちょうどその頃の5年生の先輩が東大に合格したという話を聞いて、進学の選択肢もあることを知りました

 

ぼんやり編入いいなーと考え始めたものの、定期試験だけ自己満足のためにいい結果を出して、4年生になってから編入に向けて本気を出せばいいだろうとナメた考えを持っていたので編入に向けた勉強はしませんでした

 

進学の選択肢を知ると同時に、旧帝大編入試験は基本的に数学・物理・化学・英語だと知りました

なので、1年の早い段階からそれらに関係ない授業はノートを取るだけで授業を聞かずに、定期試験前だけノートで勉強することにしました

 

その代わり、授業中に主に 高校レベルの数学 を勉強しました

いわゆる、「授業中に数学を内職する」ということです

※授業中の内職は賛否両論あると思いますが、僕には効果的でした

 

僕の場合、授業外の時間はあまり勉強に使いたくなかったので、効率よく学校にいる時間だけで数学を身につけるために色々工夫しましたが、これに関しては別の機会に紹介します!

 

さて、こんな僕は低学年の長期休み中に全く勉強しないのは さすがにヤバイと思って、毎日数分でもいいので数学を勉強する ようにしていました

負担にならないように、やる気が出ないときはほとんどやらず、やる気が出るときは5時間くらい勉強したと思います

平均すると、だいたい1時間半でした

 

受験が近いわけでもない時期だったので、レベルの高いことをガリガリ勉強するというよりは教科書程度の内容を少しずつでも着実に身につけました

 

具体的には、教科書をベースにマセマの参考書だったりチャート式をかいつまんで勉強しました

 

  • 基礎をしっかり固める
  • 復習を重視する
  • 負担になる程頑張らない

の3点をいつも念頭に置いてました

 

長期休みは何をするべきか?

 

なんだかんだ言っても、受験がまだまだ先だという低学年の時期に何を勉強したらいいのか、というのは難しい問題です

 

高専の授業内容は、浅く広く、たったの1回しか学びません

自分で復習しなければ低学年で習ったことなんて大半は4・5年生まで覚えていないでしょう

 

それでも編入試験では低学年で習う数学も使いますし、高校数学レベルでも基礎固めしておいて損はありません

 

そこで、僕なりに各学年ごとに長期休みで身につけた方がいい内容をまとめてみました

鵜呑みにしなくてもいいですし、アレンジして自分なりのやり方で勉強 してもらうのはもっといいことです

 

1年夏休み

この時期は特に焦る必要はないので、学校で習った数学を復習すればいい と思います

  • 習った範囲の教科書の例題、章末問題が解けるようにする
  • 余裕があれば1年生の教科書を予習する

 (特に三角関数は早めに終わらせるのがいいと思います)

 

1年春休み

高専では 2年生から微分積分が始まります

微分積分は1年生の内容を覚えていればスムーズに理解することが出来るので、1年生で習った数学を復習するといいと思います

  • 1年で使った教科書の例題、章末問題が解けるようににする
  • 余裕があれば予習するよりはマセマや青チャートを使って、もう少し深く勉強する

 

2年夏休み

微分積分では習った範囲までで理解できていないところがないようにしたいですね

線形代数行列式あたりまで予習しておくといいです

1年生の内容があまり定着していなくても、不十分だと思う範囲を復習しながら微積分の勉強を進めることをお勧めします

  • 教科書で微分積分のうち、微分の範囲の例題、章末問題を解けるようにする
  • 線形代数行列式あたりまで、教科書の例題、章末問題を解けるようにする

ちなみに、この時点で高校数学では扱われない内容が出てきます

なので、2年生以降の内容は教科書、問題集で勉強するのがいいです

 

2年春休み

この時点で何もしていなくても、そんなに焦ることはありません

ですが、他の人たちよりも何かアドバンテージがあったほうがいい ので、やはり数学を勉強するのがいいです

  • 微分積分の例題、章末問題を解けるようにする

 (夏休みに微分をきっちりやっている人は積分に時間をかけるといいです)

  • 線形代数の教科書も同様に解けるようにする
  • 余裕があれば1年生の教科書も一通り復習する

 

3年夏休み

編入の勉強を始める人は、早い人でこの時期から始めます

非常に大事な時期なので何もしないのは避けたいところです

3年生の夏休みでは、ここから始める人も既に始めている人も、以下の内容は出来るようにするのがお勧めです

  • 2年生の微分積分(と同時に、たまにでてくる1年生の内容も不安であれば復習する)
  • 2年生の線形代数
  • 3年生の教科書の偏微分、関数の展開あたりの例題、章末問題を解けるようにする
  • 余裕があれば、微分方程式、重積分も勉強する

ここら辺から、数学以外に英単語やら物理やら勉強するといいですね

 

3年春休み

ここで編入の勉強を始めればまだ早い方です

ガチで始めるのなら、編入の問題集を1冊買って、基礎から復習しながら解き進めていくことをお勧めします

そうでなければ以下の内容をやりましょう

真面目にやれば、教科書1冊の例題と章末問題を一通り解く事はそんなに大変ではないはずです

 

4年夏休み

そろそろ編入の勉強を始めましょう!!

この時期から始めるなら、編入の問題集を一冊買って、教科書で理解を深めながら1から解き進めていくことがお勧めです

追加で、自分が行きたい大学が決まっていれば、出題範囲を確認して必要に応じて勉強を始めましょう

 

TOEICの勉強は必ずやりましょう!!

単語だけでもいいので、ここで英語をやらないと後で苦しむことになります(僕がそうでした)

 

4年春休み

この時期では 編入の勉強を既に始めていないと手遅れ なので、まず志望校を絞って、出題範囲を確認して、編入の問題集を解き進めましょう!

 

 

 

ここまで時期ごとに勉強の内容に触れてきましたが、いざ教科書の例題を解いてみようと思ってもやり方がわからないという人もいると思います

そこで、是非実践してほしい進め方も紹介しておきます

 

念頭に置いてほしいのは、

  • 基礎をしっかり固める
  • 復習を重視する
  • 負担になる程頑張らない

です

 

勉強の進め方

① 教科書の問題を、調べながらでいい ので1周解く(単元毎に進めるといいです)

② 自分の力で2周目を解いてみる

 (このとき、見ただけで解けそうなものはどんどん飛ばしていく)

③ 最後に、3週目は 計算せずに解法を頭に浮かべる

 (解けなかったものは解けるようにして、2・3日後にもう一度解く )

 

注意してほしいこと

  • 徹底的にわからないことを調べ上げる
  • できれば3周する

 (復習しないとすぐに忘れます。復習せずにどのくらいで忘れるか自分で試してみてもいいですね)

  • 無理な勉強計画は立てない

 

 

補足

僕の場合は、きれいにまとめたノート(いわゆる、まとめノート・ポイントノート)は作らないほうが勉強がはかどりました

 

実は...

まとめノートを作って復習したことはほとんどありませんでした

※ただし、まとめノートにも種類があって、使い方も様々です。別の機会に紹介します

 

まとめたノートを作ってみて、それがどのくらい役に立つか、どう使ったら効果的か、試行錯誤してみるのもいいでしょう

 

 

まとめ

 

  • 長期休みは、教科書の例題、章末問題を3周する
  • ポイントは 基礎をしっかり固める、復習を重視する、負担になる程頑張らない

 

 

次回は、僕が勉強をどう思っているかについて書きます

結論から言うと、好きでも嫌いでもありません、、ということについて皆さんとこの感覚を共有したいと思います

 

読んでくれて、ありがとうございました